CITROËN 福岡

　いつもシトロエン福岡のブログをご覧いただきまして、まことにありがとうございます。
　シトロエン福岡ワークス　木村です。

　
　朝晩は涼しくなってきましたね！　
　ようやく過ごしやすい季節なのですが、日中はまだまだ暑くて・・・


　
　今日は普段見ることができない車両の下側、の部品を紹介します。

　これ、なんだかわかりますか？

　A/T（通称　オートマ）に装着されているアルミでできた筒のような形。
　上に向かって２本細い管がでていますね。

　近づいて見るとこんな感じです。

　
　これは、A/Tのヒートエクスチェンジャーと呼ばれる部品です。
　オートマクーラーと言うとピンとくる方いらっしゃると思います。

　A/T内部を循環しているオイル（通称　ATF）の温度を安定させるために装着されています。



　エンジン始動直後等の冷え切ったオイルだと、変速がスムーズではなく少しギクシャクしたような
硬い感じになることがありますし、温度が上がりすぎると変速することができなくなったりする可能性があります。
　冷えすぎても熱すぎてもいけないATFの温度を、エンジンの冷却水をヒートエクスチェンジャーの内部を通すことで
ある程度安定させるのが、ヒートエクスチェンジャーの役割です。
細かく温度を制御しているわけではありませんが、正常に作動させるためにとても大切な
部品です。


　
　普段見ることができない箇所にある部品等、次の機会にご紹介させていただきます。