どうも、ワークスの黒木です
今回はエンジンオイル交換の重要性をタイミングベルトの話を用いて紹介していきたいと思います
みなさま「タイミングベルト」という部品を耳にしたことはございますか?
タイミングベルトはエンジンの中に組み込まれてある
カムシャフトとクランクシャフトの動力を伝達する為の非常に重要な部品です
その為、タイミングベルトが切れたりすればエンジン内部の動力伝達が出来なくなり始動不良やエンジンストールなどの症状につながります
シトロエンでは1.2ℓガソリンエンジンのHN02やHN05は
とても珍しい湿式タイミングベルトを装着しています
湿式とは文字通り、タイミングベルトがオイルで濡れてあり
エンジンオイルの中にベルトが浸かっている状態です
つまりエンジンオイルの定期交換がベルトの寿命を大きく左右させます
汚れたオイルのままではタイミングベルトも劣化や摩耗が進行し
ベルトから出た摩耗破片がオイルの潤滑の妨げになり潤滑不足などの症状を引き起こします
下記の写真は
ベルトから出た摩耗破片がオイルを吸い上げる為のストレーナーに詰まっている様子です
この詰まったストレーナーを清掃し、本来の状態に戻して行きます
本来の姿に戻りました
ストレーナーが詰まるとエンジンオイルを吸い上げる事ができず、
潤滑不足になりエンジンの焼きつきに繋がります
定期的なエンジンオイルの交換はこういう症状の予防にも繋がります
もちろん湿式タイミングベルトではないエンジンでも
汚れたオイルを循環させるよりも綺麗なオイルでエンジンを回してあげると
エンジンの調子は良くなります
たかがエンジンオイルと思われがちですが
されどエンジンオイルなんです
シトロエン福岡ではエンジンの調子が悪くなってからのオイル交換ではなく、
エンジンの調子を維持する為のオイル交換をおすすめしています
気になられた方がいらっしゃましたら、ぜひシトロエン福岡まで
お待ちしております